プレイシート作成

お盆休みに帰省した際にプレイシートを作成した.
なぜ実家で作成したかというと工具が揃っており,
車もあるため大きな具材も揃えることができるためである.


[準備]
と言うことで2chのプレイシートスレから出来のよい図面を入手し,
帰省前に図面を添付して親父殿へメール送信.
リンク:GTフォース情報スレ コクピット保管庫
どうやら時間的に余裕があったようで図面の具材をある程度揃えてくれていた.
パイプは3mを3本,2mを1本購入.


[切り出し]
長いパイプを図面の長さで切り出しを行う.
使用する具材はイレクターという具材は,塩ビ管とは異なり,
金属パイプにコーティングが施されており,押切型の専用カッターが存在する.
しかし,このためだけに購入するほどではないので丸ノコで切断.

ノコは専用カッターとは違い,切削式の切断なので刃幅のロスが発生する.
…とはいえ,ある程度大きなものなので問題とならない誤差である.


[組み上げ]
パイプと専用のジョイントを接続して組み上げを行う.
最終的な固定は接着剤で固めることが一般的であるが,
分解して自宅に送る必要があるためネジ止め式に.

ジョイントはプラスチックであるが,厚みが2mm程度あるので強度的には問題ない.
一旦ジョイント側に仮穴をあけてから,パイプを入れてピアスネジを打ち込む.
これによりパイプにタップが立つので,次回からは手締でも組み上げが可能となる.


[ハンドルの固定]
ポルコンは挟み込みの固定だけでなくネジ固定が可能である.
実家の倉庫にはφ=6mmの皿ネジがなかったためホームセンターで購入.
長さは天板の厚み+20mm程度あれは十分.
ネジ固定にすることでハンコンはズレたり外れることはなくなる.

[ペダルの固定]
クラブスポーツペダル(CSP)は自身の重みのあるため,
固定は,ネジのナットを突起物として,それに引っ掛けるだけで十分安定する.

それと問題として,図面はGTFP用なのでペダル幅が異なる.
図面のパーツAの横幅を広くして,中2本の間にペダルが落ちるようにすると
ペダル位置調整の幅が広がる.
私は自宅に戻って組み上げた際に,このことに気がついた.
現状は,中2本のパイプ上にペダルが乗っている.


[モニタ台]
モニタ台のプレイシートと独立した物を用意したほうがよいだろう.
稼働部位がなく,剛性が高いならもんだいは無いが,
今回のプレイシートは高さ調整ができることもあり剛性はそれほど高くない.
そのため,ハンドルを回すと天板が揺れてしまう.

しかし,私の部屋はそれほど広くないので収納時に極力スペースを抑えたい.
そこで,ちゃぶ台に下駄を履かせてモニタ台とすることにした.
その下駄は,ホームセンターで1820*90*18の長い木材を購入し,
正方形小口の筒状になるように木ねじで固定した.


[使用感]
ほとんどプレイはできていないが,よいポジションを探すのも簡単ではなさそうだ.
また,プレイシート関連の記事を書きたいと思う.
問題はペダル位置が若干高いこと.
事前にそこまで考慮できていなかったため仕方がないことであるが,
もう少し低くなると乗りやすいかもしれない.

プレイシート自体の使用感ではないが,遊ぶにあたって問題となったことは
キーボードとマウスが手の届く範囲に置く必要あること.
CS機にハンコンを接続して遊ぶ場合には問題とならないが,
PCのタイトルを遊ぶ際には重要な問題だ.
無線のポインティングデバイス付きキーボードが欲しくなった.


[感想]
費用は1万円超えであるが,DIY精神がある方にはなかなか楽しい工作かもしれない.

問題となるのは具材の収集と工作の環境であるように感じた.
私は幸いにも,電気工事士の息子であったため,ハイエースで長物の購入は可能で,
足りないものあれば,バイクで数件のホームセンターを探しまわることができた.
また,工具に関しても丸ノコやドリル,インパクトなどの電動工具が揃っている
ことは恵まれた環境であったと思う.

最後に,プレイシートの制作者様の703氏に感謝いたします.
プロバイダ関係で2chに書き込みができないため,
コックピット保管庫アップローダーへの投稿と本稿で報告とさせていただきます.

写真枚数が多いためコチラに:こちら