PCの暑さ対策と静音化の試み

[ケースについて]
現在使用しているPCケースはAntecのP183である.
作りは非常に良く(個人的主観),ギミックが多く面白い.
また,鉄板が分厚く剛性が高いが乾燥重量は14kg.
最近はUSB3.0対応版のP183v3が販売されており,重さは12kg.

[P183の問題点]
自称静音ケースだが純正ファンが静音化を妨げている.
風量は並だが,造りが良くないのかケースで共鳴する.

多くのユーザはファンの交換をしているようなので,
私も排気ファンを2つとも交換した.
側面からも吸入効果のあるENERMAXのCLUSTER UCCL12を採用.
しかし,その効果の程はイマイチ実感できていない.
とはいえ,コウモリ羽状のフィンと静音性は優れもの.

[暑さ対策]
P183は吸気ファンを装着するマウントを備えているが,
標準では装備されていない.
最近は暑いため扇風機を使用していたが,PCにも風が流れ
排熱量が増えたため,吸気ファンの装着が必要性が高いと
気がついた.

今回はM/B側にSilverStone SST-AP121を1機装着した.
サーキュレータのような性能のアイディア商品.
メーカーサイトの実証動画がわりかしすごい.

使い方次第で風量以上の冷却効果が期待できる.
思惑としては拡張ボード類まで風を運びたい.

[静音化]
P183は他の一般的なケースと比べて静音性は高いかもしれないが,
特別優れているわけではない.
また,吸気ファンを設置したことで静音性は低下した.

今回の騒音の問題は前面側なのでフロントパネルの蓋に細工を施す.
この蓋はPC内部から発生した音を直接開放しないためにあるが,
蓋の内側の面に音が跳ね返り十分な静音効果を得られていない.

そこで,AntecのPシリーズユーザの間では常套手段(?)である,
吸音素材を蓋の内側に貼り付ける作業を行った.
まずは,実験ということで手芸用のフェルトを裁断して
マスキングテープで貼りつけてみた.

…効果は微妙.
そもそもフェルトに吸音能力がどの程度あるのか分からない.
ホームセンターで吸音シートを購入して,みようかしら.